東京脱出記~上田移住編~
vol.1 通勤徒歩15分は同情の対象?
2014.6.19 NishinobuYoshimasa 上田 交通弱者 注目 通勤
普段の会話で通勤の話が出るとする。 そこで私が「家から会社まで歩いて15分ぐらいですよ。」なんて答えると、 「遠いね」「大変だね」「なんでそんなとこ借りたの?」そんなリアクションが帰ってくる。 その語調には同情や憐憫のトーンがわずかに含まれている。 自宅から徒歩15分通勤はかわいそうなのか?? 東京で働いていた感覚で言うとむしろ天国に感じる。 東京の場合、家から駅まで歩いて10分、電車で立つこと30分。 さらに駅を出て会社まで徒歩10分の計50分となる。 ところが上田だと家から会社まで徒歩15分ぽっきり。 どう考えても天国だ。なぜ同情されるのか納得がいかない。 ということでほぼ半径1キロの円を渋谷と上田に置いた図で検討してみた。上田の幸村公前から15分歩けば、スーパーの名店ツルヤ上田中央店あたりまで来る。 渋谷のハチ公前から15分歩けば表参道ヒルズや、代官山ツタヤあたりまで来る。 徒歩15分と言えば実際その程度の距離でしかない。 いや、東京に置き換えると大分歩いている感じがしてきた。 そうなると私は結構歩いていたのか。 車社会に迷い込んだあわれな徒歩通勤者。 そんな眼で上田市民が私を見るのも当然なのかもしれない… 車が欲しいです。 今回の教訓 「地方で10分以上歩く奴は変わり物(散歩を除く)」